宝塚花組トップ柚香光 15年の宝塚人生に別れ「宝塚はとてもよい青春だった」

[ 2024年5月26日 20:21 ]

会見をする柚香光
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 宝塚歌劇団花組トップスター・柚香光(ゆずか・れい)、トップ娘役・星風(ほしかぜ)まどかのサヨナラ公演「アルカンシェル~パリに架かる虹~」が26日、東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた。

 パワフルかつエレガントなダンスでファンを魅了し続けた“花男”柚香が15年の宝塚生活に別れを告げる時が来た。

 本編後のサヨナラショーは、お披露目公演で柚香の代表作となった「はいからさんが通る」の軍服姿で登場。その後、花組メンバーとともに華麗なダンスを披露し。最後まで花組らしいステージを届けた。

 袴姿で最後の大階段を降り、改めてファンへの感謝の思いを述べると客席からすすり泣きがもれた。

 同公演でトップコンビのほか舞月なぎさ、帆純まひろ、愛蘭みこ、美里玲菜が退団した。

 終演後の会見で、柚香は「宝塚は青春の一言につきる。そしてとてもよい青春であったなと感じています」と宝塚への思いを述べた。

 また男役、そしてトップスターとして「品性、品格、そして愛」を目指してきたという。また、最後に紋付き袴であいさつしたのは「宝塚の生徒として卒業したい、身を引き締めて皆様の前でごあいさつさせていただきたいなと思いました」とのこと。

 ラストデイの朝は「目覚ましをスマホで設定しているのですが、スマホの電源が落ちていて気がついてよかったと思いました。予定の時間より早かったのでよかったですが…」と笑わせた。「緊張感も抱きながら、歴代の花組生の方々やいろいろな思いを胸にお客様に喜んでもらえる1日を送れたら」と思いを述べた。

 花組生には「あなたたちは魅力的ですといいたい」と温かいメッセージを送った。

 今後の予定については「(今日は)夜ご飯をいただいて身を清めてゆっくり眠る。いろいろな片付けをしつつ…そういうことじゃないですよね?(笑)ファン方の思いを胸に恥ずかしくないようこれからも進んでいきたいと思っております。(劇場でお会いできるか?という問いに)花組をルンルンで観に行きますので、その時にお会いできれば」と語った。

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