【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第20話 ききょう&まひろは見た!あ然呆然ラスト1分…定子の悲劇

[ 2024年5月26日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第20話 ききょう&まひろは見た!あ然呆然ラスト1分…定子の悲劇
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 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は26日、第21話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第20話は「望みの先に」。藤原為時(岸谷五朗)が淡路守に任命され、藤原惟規(高杉真宙)いと(信川清順)も大喜び。しかし、まひろ(吉高由里子)は宋の言葉を解する父は越前守の方が適任だと考える。一方、花山院(本郷奏多)の牛車に矢を放った一件により、一条天皇(塩野瑛久)は藤原伊周(三浦翔平)と藤原隆家(竜星涼)に厳しい処分。さらに藤原定子(高畑充希)も、兄弟の不祥事により内裏を出ることを命じられる。絶望の淵に立たされた定子は…という展開だった。

 とにかく器の小さな伊周、図太い弟・隆家。花山法皇を襲い「花山院闘乱事件」とも呼ばれる政変「長徳の変」が描かれ、宮中は権力争いどころではない大騒ぎに。

 結局、伊周の妹・定子が一条天皇に「どうか、兄と弟の罰を軽くしてくださいませ。お情けを」と嘆願。死罪は免れ、伊周は大宰府へ、隆家は出雲へ流罪となった。

 ききょう(ファーストサマーウイカ)は定子を心配。まひろと変装し、屋敷に忍び込む。定子の嘆願も空しく、伊周は大宰府なぞ絶対に行かん!と駄々をこね、隆家は呆れ顔。そこへ伊周と隆家を捕えるため、検非違使別当・藤原実資(秋山竜次)が踏み込んだ。伊周は「どこにも行かぬ」と逃走。隆家は高階貴子(板谷由夏)に「お健やかに」と別れを告げた。

 実資たちが屋敷内の捜索を始めると、定子は刀を奪い「寄るな!」。首に刀を向け、貴子、ききょう、まひろ、そして実資らが目を見開き動揺する中、自ら髪を切り落とした(落飾、出家)。動揺、困惑からの呆然、悲鳴…。先週の花山院への矢に続く“ラスト1分の衝撃”定子の悲劇を石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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