名人戦7番勝負第5局 先手の藤井聡太名人が47手目を封じて指し掛け

[ 2024年5月26日 19:12 ]

封じ手を正立会の屋敷九段(手前)に託す藤井聡太名人(左)。右は豊島将之九段(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第82期名人戦7番勝負第5局(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は26日、北海道紋別市のホテルオホーツクパレスで第1日が指され、午後6時32分に先手の藤井聡太名人(21)=王将含む全8冠=が47手目を封じ、指し掛けた。

 初防衛を目指す藤井の3勝、挑戦者・豊島将之九段(34)の1勝で迎えた今局は豊島が四間飛車の戦型を選択。今シリーズだけでなく、藤井戦37局目にして初めて飛車を振った。居飛車党の豊島は昨夏から振り飛車にも挑戦。昨年11月23日の棋王戦で本田奎六段戦相手に四間飛車を見せて以来、25局ぶりの採用となった。

 藤井は金銀4枚で隙なく自王を固める穴熊で対抗した。

 消費時間(各9時間持ち)は藤井が3時間57分、豊島が4時間11分とほぼ互角。対局は27日午前9時に再開する。
 

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