松平健　真島茂樹さんへ届け―追悼サンバ　「これからもマツケンサンバを続けてまいりたい」

04年の紅白歌合戦で松平健（左）と「マツケンサンバⅡ」でポーズを決める真島茂樹さん
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　俳優の松平健（70）は25日、京都府城陽市内で開いた「マツケンサンバコンサート」で真島さんを悼んだ。「マツケンサンバ2」の振り付けを考案した真島さんも出演を予定していた公演。松平は最初のトークで「長き友、皆の仲間、“マジ”こと真島茂樹さんが天国に召されました」と切り出した。

　「悲しい中なんですが、ずっとコンサートをやってきて、まあ…」と言うと、思わず言葉を詰まらせた。それでも「つらい中ではありますが、皆さんに楽しんでもらうことを彼も望んでいることと思います。彼と作り、育ててきたマツケンサンバシリーズを、これからも歌って踊って続けてまいりたいと思います」と力強く宣言。激励の拍手や歓声を受け、「久しぶりに黄色い声援も浴びて…。よし、頑張れるぞ」と自分に気合を入れていた。

　終盤はマツケンサンバシリーズの曲を金ピカ衣装の早替えとともに連続で披露。盛り上がる客席に「皆さんのおかげでひとつ乗り越えることができまして、これからも頑張りたいと思います。本当にありがとう」と感謝。アンコールで「マツケンサンバ2」を再び歌い踊って幕となった。

　真島さんが倒れた22日、松平は病院へ駆け付け、真島さんの姉とともに最期をみとった。関係者によると、葬儀は近親者のみで執り行われ、後日お別れの会が開かれる予定。