上重聡 PL―横浜戦「前日の夜中12時まで行われた」“松坂対策”の内容に藤木直人も驚き

[ 2024年5月26日 20:36 ]

上重聡アナウンサー
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 PL学園の元エースで現在はフリーアナウンサーの上重聡(44)が25日放送のTOKYO FM「SPORTS BEAT supported byTOYOTA」(土曜前10・00)に出演。1998年夏の甲子園で死闘を繰り広げた横浜高・松坂大輔氏(43)対策の練習法について振り返った。

 番組で“松坂世代”の1人として紹介された上重。「100人以上プロを輩出したんですが松坂君の影響で全体のレベルが上がった」と切り出した。

 その理由を「春対戦して負けて、合言葉が“打倒松坂”になった。その後の練習試合で勝っても“松坂君はもっと(球が)速い。満足してたら打てない”とかって基準が全部“松坂大輔”になっていたので…」と語り、「これはうちの高校だけじゃなくてどこの高校もそうだったと思う。松坂を目指す構図が勝手に(世代全体の)レベルを上げていった」と松坂氏の影響力を語った。

 パーソナリティーの俳優・藤木直人に「松坂投手の対策をやったりしたんですか?」と質問されると、「これ実は延長17回戦った前の日に夕方に甲子園で試合だったんですけど、1度学校に帰りまして、室内練習場で夜中の12時まで松坂対策をした」と告白。

 「松坂対策の内容は?」と質問されると「後輩のピッチャーが10メートル前に来て全力で投げてもらう。バッテリーの間というのは18メートルなんですけど…」と衝撃の練習方法を明かした。藤木は「半分より前じゃないですか」と驚いた。

 そして「1番バッターは田中(一徳)という後輩が、ゴロアウトになったんですよ。その後田中がベンチに帰ってきて“行けます”て言うんですよ。それで結局2回に3点取ったんです」と松坂対策の効果を振り返った。

 しかしエースとして前の試合で投げ、横浜戦の登板も予定していた上重は松坂対策の練習を免除され「1人だけ温泉に漬かっていた。“みんな早く帰ってこないなあ”って(思ってた)」と笑いながら振り返った。

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