郷ひろみ 真島茂樹さんを追悼 全国ツアースタート 110枚目の新曲も披露

[ 2024年5月26日 05:00 ]

全国ツアーをスタートさせた郷ひろみ。 コーラスには栗原類(左から2人目)も参加 (撮影・西川祐介)
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 歌手の郷ひろみ(68)が25日、千葉県松戸市の森のホール21で全国ツアーをスタートさせた。開演前の会見で、22日に虚血性心不全のため77歳で急逝した振付師の真島茂樹さんを追悼。真島さんは郷が20代の頃にバックダンサーを務めていた。

 郷は「真島さんはダンサーの域を超えていた。バックを務めてもらっているというよりも、一緒になって踊ってくれている感覚だった」と頼もしい存在だった。人柄も明るく優しい。「お会いすると必ず声をかけてくださった。いつも温かい目で、優しく見守ってくれた」と感謝の言葉を述べた。

 最後に会ったのは今月4日。生放送のNHK音楽特番「ライブ・エール」の現場だった。真島さんが振り付けを担当した「マツケンサンバ2」のパフォーマンスに参加。関係者は「楽しそうに世間話をしていた」といい、郷も「ついこの間のことだったから、あまりにも突然でビックリ」と悲報に大きなショックを受けていた。

 この日は「お嫁サンバ」をはじめ、20代の頃のヒット曲も多く歌唱。真島さんにも負けない軽快なターンや、代名詞のジャケットプレーなどで1850人を魅了した。「GOLDFINGER’99」などヒット曲を詰め込んだ23曲を歌唱した。

 来月5日発売の新曲「できるだけ、」も初披露。110枚目のシングルで「55(GO!GO!)×2は110ですから。3年後の55周年に向かう中で不思議な縁を感じますね」とおちゃめに笑った。

 ツアーが完走する10月に69歳の誕生日を控え、「黄金の60代」と呼んだ10年間もラストイヤーに入る。その後に待つのは「プラチナの70代」だ。生涯現役を誓う郷は「GO!GO!GO!GO!」といつも以上に意欲十分。2倍の力で歌い続ける。(高原 俊太)

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