裏金事件で“PC破壊”国会議員 鈴木哲夫氏は失笑「見ている人もあきれてませんかね?」

[ 2024年1月26日 14:44 ]

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が26日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、政治資金規正法違反で逮捕された衆院議員・池田佳隆容疑者の証拠隠滅とも取れる行動についてコメントした。

 自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、東京地検特捜部は拘留期限この日、池田容疑者と政策秘書の柿沼和宏容疑者を同法違反の罪で起訴した。一昨年までの5年間で、池田被告は約4800万円を収支報告書に記載していなかった罪に問われている。

 また先月27日、名古屋市にある池田被告の地元事務所を家宅捜索される前に、事務所パソコンの記録媒体がドライバーで破壊された疑いがあることが分かった。

 証拠隠滅を図る目的だったとみられ、鈴木氏は「以前、ドリルで壊そうとした人がいますからね。それよりもアナログですよね」と失笑。14年に自身の政治団体を巡る不明瞭な政治資金問題が発覚し、帳簿データが入ったパソコンを電動ドリルで破壊した小渕優子選対委員長の行動を引き合いに出した。

 鈴木氏は「どうなんでしょうね?見ている人もあきれてませんかね?この顛末というか」と視聴者に呼びかけ、「池田被告の場合は金額も大きかった。そもそも金額で線を引くというのはどうなの?というのもありますよね。この事件の結末として、こういう多額の人が起訴されました、はいこれで終わり…であってはいけない」と指摘。安倍派幹部の立件は見送りとなったが、「捜査に関しても検察審査会でもう1回捜査が始まる可能性もあるし」と見通し、「今日から始まる国会で徹底的にやると。何を決定的にやるかがポイントになりますよね」と、今国会での争点に挙げた。

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