日本テレビ「厨房のありす」プロデューサー語る⑤ ミステリー要素も大テーマ 散りばめられた伏線にも注目

[ 2024年1月26日 07:00 ]

大森大森南朋演じる心護がミステリーの鍵を握る…?(日本テレビ提供)
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 日本テレビドラマ「厨房のありす」(日曜後10・30)は、主演の門脇麦(31)演じる自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・ありすに出会った倖生(永瀬廉)が、ASDをどう理解し、どう関係性を築いていくかが第2話以降の見どころだ。一方で、ミステリー要素も大きなテーマになっている。

 「製薬会社のミステリーものをやってみたかった」というプロデューサーの鈴間広枝氏は、第1話で登場する製薬会社が「必ず絡んでくる。第1話の回想の火事にも倖生の過去にも」と明かした。「その製薬会社に以前勤めていたゲイの父親・心護(大森南朋)とありすに血縁関係があるのか、心護は何を知っていて何を隠しているのか」と心護の存在も考察ポイントとしてにおわせた。

 鈴間氏はこれまで死亡者が相次ぐ「あなたの番です」「真犯人フラグ」など大人気ミステリー考察作品を手がけてきた。「そこまで激しさはないですが、今作も殺人事件はある」とし「過去軸か現在軸かは秘密です」と含みを持たせた。

 そして「話が進むにつれて“あの時の表情はこの意味だったのか”となるように、縦軸に丁寧に作っているので深読みしたり見返したりしながら楽しんでいただけたら」とアピールした。(この項終わり)

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