長嶋一茂「個人も法人も確定申告が行われるっていう時に…」自民安倍派幹部の裏金事件責任論で私見

[ 2024年1月26日 12:00 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が26日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について言及した。

 安倍派幹部の立件が見送られたことに国民の不満が高まっていることを受け、自民党内では、同派の塩谷立座長や、派閥を取り仕切る事務総長の高木毅・前国会対策委員長ら幹部の責任論が噴出。「党の役職停止」「離党勧告」などの処分を求める声が上がっている。

 裏金事件を巡り、東京地検特捜部は19日、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、自民党の安倍派(清和政策研究会)、二階派(志帥会)、岸田派(宏池会)3派の関係者(会計責任者、元会計責任者)を立件した。3派閥の政治資金収支報告書への不記載は総額で17億円超に上った。

 安倍派と二階派は、パーティー券の販売ノルマ超過分を収支報告書の収入に記載せず、議員側に還流していた。特捜部は安倍派の裏金づくりは組織的で悪質とみて、重点的に捜査。実力者「5人衆」の松野博一前官房長官(衆院千葉3区)、西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区)、萩生田光一前政調会長(衆院東京24区)、世耕弘成前参院幹事長(参院比例)、下村博文元文部科学相(衆院東京11区)、塩谷立元文科相(衆院静岡8区)の幹部議員7人を任意で事情聴取したが、立件できないと結論付けた。

 一茂は「なんか本当に国民の政治不信がマックスのような気がするんですよね。そろそろ個人も法人も確定申告が行われるっていう時に、政治家が率先してキックバックしているように見える。もはやキックバックするために政治家やってんだか、政治家になったらキックバックするのが当たり前のような風習になっちゃってるというイメージしかない。これだけ関与している人たちが多いわけで、検察も必死に調査したんだろうけど、これからまだ出てくる可能性もある。処分の話をする、説明責任とか、そのへんの追及はいいんだけれども、いつも結局、自分が辞職とか離党とかして原因究明までされないで、またそこでいったん落ち着いたらこの問題がどこかで出てくるみたいなことを何十年も政治は繰り返していると僕には見える」と見解を話した。

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