犯罪ジャーナリスト 市川猿之助容疑者の今後の捜査は「ビニール袋が肝になる」

[ 2023年6月27日 15:40 ]

東京・赤坂のTBS
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 元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が27日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモート出演。母親の自殺を手助けしたとして、警視庁に自殺ほう助容疑で逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助容疑者(47)について言及した。

 小川氏は事件発生から逮捕まで40日かかったことに「(猿之助容疑者の)入院先の主治医の先生から留置に耐えられるか否か、精神的、肉体的な問題で留置場に入れたはいいけど、すぐ体調が悪くなってしまうのでは仕方がないので、体調が万全になって留置に耐えられるんだってお墨付きをもらって裁判所に令状を請求し、逮捕した。もちろん慎重に捜査していたのもあると思います」と説明。

 そして、今後、父親である市川段四郎さんの死亡に関して「自殺ほう助の疑いはあるわけですから、もちろんそれは当然調べて、必要であれば再逮捕もあるんですが、ビニール袋がある程度、私は肝になると思っています」と猿之助容疑者が聴取に対し「両親にビニール袋をかぶせた」と語っていることから、ビニール袋が捜査の重要ポイントになるのではとした。

 小川氏は「実際に睡眠薬だけで亡くなるのであれば、ビニール袋をかけた意味が何を意図しているのか。猿之助容疑者がビニール袋を用意した後、睡眠薬を用意した。だけど睡眠薬の空袋もない。ビニール袋もない。なぜ、隠滅する必要があったのか。そういったところもこれから1つ1つ裏を取りながら調べて行く必要があると思います」と述べた。

 その上で「なぜビニール袋をかぶせる必要があったのか?かぶせることをご両親が承諾していたのかどうか。そうなると、今度はほう助だけではないんじゃないの?ということも先に見え隠れするのかなと思います」とし、両親がビニール袋をかぶせることを承諾していなければ「殺人」になる一方で「例えば“私が薬を飲むので、眠りに就いたらビニール袋をお願いね”としていれば別だと思います」とほう助になるのではと言及した。

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