ゴゴスマ石塚元章氏　猿之助容疑者の父・段四郎さんは「認知症の傾向」自死の「判断がおできだったのか？」

東京・赤坂のTBS
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　CBC特別解説委員の石塚元章氏が27日、TBS系情報番組「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」（月～金曜後1・55）に出演。母親の自殺を手助けしたとして、警視庁に自殺ほう助容疑で逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助容疑者（47）に言及した。

　猿之助容疑者は今回、母親の自殺を助けた疑いで逮捕されたが、父親の市川段四郎さんの死に関する捜査も残っている。石塚氏は「今回の事件って（逮捕まで40日と）時間がかかったって言われますけど、慎重にやらなければいけなかった」と指摘。「ご両親が本当に“一緒に死のう”と思ってらっしゃったかどうかの証明は非常に難しい事案。（家族会議が）もしあったとしても猿之助容疑者以外は何も言えない」と両親が亡くなっていることから聴取できるのは猿之助容疑者だけとした。

　そして「ご両親は遺書もないので、お父様、お母様が本当に“死にたい。一緒に死のう”と思ったかどうかが、可能性としては0ではなかったと思うので、それを立証するのはとても難しいから、そうでなくとも少なくとも自殺しようとするのを助けたよねってところまでは証明できるけど、そっから先はなかなか踏み込めないし難しい。立証する、あるいはできなかったのかなと」と自殺ほう助容疑で逮捕に至った経緯を推察した。

　その上で「状況だけ見ると、薬の袋がなくなっていたとか普通に無理心中したら、そういうことやらないよねってことが現場にいろいろあったのは気にはなりますよね」と不可解なことが多いとも指摘。さらに「お父様（段四郎さん）は認知症の傾向があったと伺ってます。もしそうだとすると、“私も一緒に死のう”って判断がおできだったのか？できなかったってことが逆に立証されると、これは殺人に近づく可能性がある」と指摘した。