山形住みます芸人 移住当初のコスプレでザワつかせる「通報される立場」「ヤバないか?あいつと」

[ 2023年5月12日 17:47 ]

お笑いコンビ「ソラシド」の水口靖一郎(右)と本坊元児(吉本興業の公式サイトより)

 「山形県住みます芸人」のお笑いコンビ「ソラシド」本坊元児(44)が12日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲストコメンテーターとして出演し、自身が山形へ移住した際のエピソードを披露した。

 番組では、高知県土佐市で「地域おこし協力隊」になった移住者によるツイッター告発についての記事を紹介。この移住者は市内にカフェを開業したものの、地元の有力者から退去通告を受けた上、同市役所からも従うよう求められたと訴えており、さらにセクハラ被害もにおわせる記述もしている。記事によると、告発に対し同市は「事実でないところも多数ある」としている。

 吉本興業が手がける「あなたの街に住みますプロジェクト」の一環で現在、山形県に住み、農業などを行っている本坊は、このトラブルに関連してコメント。「地元有力者とかに筋だけ通しておけばいい話」と移住者側に助言しつつ、移住者のビジネスへの干渉については「ああだこうだと言われるのは、若い子が自分らの好きなことやりたいことで、口出しされたら嫌やと思う」と首をひねった。

 また本坊は、自身が移住した当時の出来事を語った。「僕も山形で農業を始めた時も、ジョーカーの格好をしていたりしたもんだから、通報される立場だったんですよ。“あいつ、ゴッサム(シティー)にする気ちゃうんか?”と。それで田舎に現れたものだから、ヤバないか?あいつと」。映画「バットマン」のストーリーと悪役ジョーカーになぞらえてジョークを披露すると、中尾ミエは「私だったら通報する」とツッコミを入れた。

 本坊はその後、地元の人に事情を説明したという。「自治会長さんのところへ行って、“実は芸人をやってて、農業チャレンジをするのをSNSで発信していきたいので、こんな格好しています”と」。すると、その人物からは「農業、大変だけどやってみな」と認めてもらうことができ、トラブルへの発展を未然に防げたという。

 自身の経験と照らし合わせ、本坊は「土佐市の人も“若い夫婦が来て、うれしいとか、協力してくれた人もいた”と書いてある、記事には。これだけワーワー騒ぎ立てるのも、うーんという感じはする」と複雑な表情を見せた。

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