伊藤みどりさん　“山田満知子ファミリー”は衣装も引き継ぎ「真央ちゃんが着てくれて凄くうれしかった」

伊藤みどりさん
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　女子で史上初のトリプルアクセルの成功者で、1992年アルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどりさん（53）が13日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。“山田満知子ファミリー”について語った。

　伊藤さんは、小学4年生の時に山田満知子コーチの家に下宿するようになった。「居候する形で、家に帰れば（山田）先生の旦那さんを父と呼んで、先生はスケートに行けば先生ですけど、家に帰れば母と呼んで。先生の所にはお嬢さんが1人いたので姉妹みたいな形で育ちました」と回顧。スケートの練習で怒られた時は、家にいづらくなって“家出”したこともあり、「そうすると父（山田コーチの夫）が探しにきてくれて。今考えると、他人の子供が家に入ってきて生活するのはすごい大変なことだったんだなと分かるんですけど、当時は家族の中で私が1番偉い環境をつくってもらえていました。もうさんざん家ではわがままを言っていました」と“山田家”に感謝した。

　また、山田満知子コーチの門下生の“山田ファミリー”について「小岩井久美子ちゃんから村上佳菜子ちゃん、宇野昌磨くん、浅田舞ちゃん…。私の後にずっと続いていますので、指導的なものや衣装が続いていったりしている。いまだに山田先生は活躍して、指導していらっしゃるので、どちらかというと個人スポーツなんですけど、山田コーチがトップにいてファミリーの中みんなで盛り上げて頑張って力を出していくという形でやってきました」と説明。浅田真央さんに引き継がれた衣装もあると言い、「自分で見せてきたものを、後輩、真央ちゃんが着てくれて凄くうれしかったし、真央ちゃんも“みどりさんのパワーをいただいて頑張ります”と言ってくれてうれしかった記憶があります」と振り返っていた。