志茂田景樹氏、Jアラートでよみがえった戦争の記憶「もう少し慎重にもう少しうまく運用してほしい」

[ 2023年4月13日 14:41 ]

作家の志茂田景樹氏
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 作家の志茂田景樹氏(83)が13日、自身のブログを更新。この日午前8時ごろに発表された全国瞬時警報システム(Jアラート)について言及した。

 政府は13日、北朝鮮から発射されたミサイルが午前8時ごろ、北海道付近に落下するとして避難を呼びかけ、全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報した。その後、ミサイルが北海道や周辺に落下する可能性がなくなったことが確認されたとして、情報を訂正すると発表。訂正に関し、自治体向けの速報システムEm―Net(エムネット)で「情報を確認したところ、北海道およびその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認されたので、訂正する」と伝えた。

 志茂田氏は「Jアラートはきついな 4、5歳のときに日課のように聞いた空襲警報はもっとのどかだった」というタイトルでブログを更新。「東京都民だが、Jアラートの緊急警報にはびっくりさせられた。北海道の人は腰を抜かしたんじゃないか」と書き出し、「Jアラートを発令されたからには、日本の排他的経済水域外に落下する通常のミサイル発射実験と違い、多くの人が北海道の何かを標的にしたミサイル発射と勘違いしたかもしれない。そうでなくてよかったが、ウクライナでは戦争が続いているし、台湾情勢の緊迫もあってナーバスになっている日本国民は少なくない。Jアラートの発令にはもう少し正確な情報が必要なのではないか」と思いを投稿。続けて、第二次世界大戦の記憶を記した。

 自宅があった東京都小金井市で「太平洋戦争中のほとんどの期間を過ごしていた」といい、中島飛行機武蔵工場の空爆や東京大空襲の記憶を回顧。絶えず鳴っていた空襲警報について「我が家の庭には防空壕があったが、僕の記憶では2、3回しか使用しなかった。官舎の人はみんなそうだったな。防空壕を直撃されればお陀仏だ、ということは子供でもわかっていたのよ。庭に防空壕があっても、家という建物が焼夷弾で燃えれば蒸し焼きになる。そのことも充分わかっていたから、みんな覚悟を決めて防空壕には入らなかった。空襲警報のサイレンは少し離れたところで耳にすると、なんだかユーモアでのどかな音だった」と記し、「Jアラートはもう少し慎重にもう少しうまく運用してほしい」と吐露。「安倍政権時代にも1度発令されたと思うが、こういう発令が続くと、オオカミ少年的な存在にされかねないのではないか」と警鐘を鳴らした。

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