中森明菜、6年ぶり肉声　歌姫ついに…「ぜひ感謝を届けたい」コンサート映画にメッセージ　本人希望で実現

「中森明菜イースト・ライヴ　インデックス23　劇場用4Kデジタルリマスター版」の場面
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　歌手の中森明菜（57）が、自身のコンサート映画「中森明菜イースト・ライヴ　インデックス23　劇場用4Kデジタルリマスター版」（28日公開）に音声メッセージを収録することになった。映画の最後に流れるという。ファンに肉声を届けるのは、17年に開催したディナーショー以来、6年ぶりとなる。

　コンサートは1989年4月29、30の両日に東京・よみうりランドEASTで行った野外公演の映像。82年のデビュー曲「スローモーション」から「LIAR」まで23曲の全シングル曲を歌ったことで、ファンの間では今なお人気が高い。

　今回は映画館での上映に合わせて映像を最新技術で修復し、音響もデジタル化。全国185館での上映が決まり、明菜が「劇場へ足を運んでくれる全国のお客さまへ、ぜひ感謝のメッセージを届けたい」と希望したことから音声メッセージを入れることになった。収録はすでに済ませたとみられる。

　明菜はデビュー40周年記念イヤーだった昨年8月に個人事務所から離れ、新たに個人事務所を設立。ツイッターを始めた。「ゆっくりになってしまうと思うのですが、歩き出していきたい」と再始動への意欲を語り、12月にデビュー40周年記念のベスト盤を発売。同時期に公式サイトをリニューアルし、ファンクラブの設立も発表していた。

　だが、本人が実際に活動することはなく、これまで公の場に出てきていない。音声メッセージがどのような内容かは公開まで明かされないが、本格復帰を期待させる言葉が発せられているのかも注目される。