岩田明子氏 北朝鮮ミサイル、政府発表に「緊張感を保つという意味では、仮に間違っていたとしても…」

[ 2023年4月13日 10:45 ]

フジテレビ社屋
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 ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏が13日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北朝鮮が弾道ミサイルとみられる物体を発射したことに言及した。

 政府は、北朝鮮から発射されたミサイルが13日午前8時ごろ、北海道付近に落下するとして避難を呼びかけ、全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報した。その後、ミサイルが北海道や周辺に落下する可能性がなくなったことが確認されたとして、情報を訂正すると発表。訂正に関し、自治体向けの速報システムEm―Net(エムネット)で「情報を確認したところ、北海道およびその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認されたので、訂正する」と伝えた。

 MCの谷原章介が「今回、情報が正確ではない状態で、早めの警報を発しました。いかがでしょう?」と聞くと、岩田氏は「やっぱり緊張感を保つという意味では、仮に間違っていたとしても何らかの発信をするというのは悪いことではないと思う。その逆の方が深刻だと思うんで」と言い、「ただ、やはりこの北朝鮮(のミサイル)というのは高速化していますし、変則軌道も可能になっていますし、核弾頭小型化にも成功している可能性が高くて、脅威はますます増していますので、日米韓での情報共有というのは、ますます必要になっていきます。それから米国からより情報を取れるようにしておく必要があると思いますね」と自身の見解を述べた。

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