53歳の伊藤みどりさん　5月の大会に向けダブルアクセル練習中「まだ1回転半。切れ、重さ、重力が…」

伊藤みどりさん
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　女子で史上初のトリプルアクセルの成功者で、1992年アルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどりさん（53）が13日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。5月の大会に向けて、練習に励んでいることを明かした。

　40代になってから、友人に誘われて国際スケート連盟（ISU）が主催する国際アダルト競技会に出場するようになったという。競技会では、ふくよかな体形になった元アスリートも、ショッキングピンクなど派手な色の衣装を着て「人生を謳歌している」と言い、「現役の時よりは全然、体は重いんですけど、滑るという空気や風、勢い、ジャンプを跳んだ時のフィーリングというのはすごく楽しいです」とうれしそうに話した。

　現在は、5月の大会に向けて練習中。ジャンプは「まだ1回転半なんですけど、本当は2回転半までいけるといいんですけど、だんたん切れが、重さが、重力が…、に負けてます」と笑ってみせた。現役時代に痛めた腰やじん帯にも負担がかかっているといい、古傷が傷まないように楽しんでやるのが課題だと明かした。