Snow Man深澤「お丸が登場できて良かった」名物キャラ健在「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」開幕

[ 2023年4月9日 00:00 ]

熱演するSnow Man(撮影・藤山 由理)
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 9人組グループ「Snow Man」が主演を務める舞台「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」が8日、東京・新橋演舞場で開幕し、名物キャラも登場した。公演は30日まで同所で。

 2006年から続いてきた人気シリーズは、今回の上演でファイナル。グループが初めて演出を担当し、シンガポール公演を除くと、シリーズでは初めて1幕制での上演となった。

 これまでのシリーズでは1幕はショースタイル、2幕は「鼠小僧」が題材の芝居を上演してきた。2幕に登場する、深澤辰哉(30)演じる団子屋の看板娘、お丸さんは2016年から登場している、シリーズ屈指の人気キャラクター。2月に行われた製作発表では、報道陣から「お丸は今回登場するのか」との質問が出るほど、その登場の有無に注目が集まっていた。その際、深澤は「どうなるんですかね。果たしてそこにお丸さんがくるのかはわからない。来たら僕もうれしいですね」と答えていた。

 初日を前に、7日に公開稽古を実施。ファイナルでは「鼠小僧…」は含まれないことが明らかになった。お丸さんの出番もなしか…と思いきや、中盤、Snow Manが舞台上で生化粧を行う場面で、花道から登場。「取材で百発百中、お丸さんが出るか聞かれた」と根強い待望論があったことを明かし、「そのときは言えないじゃない、出るって!」といつもの“お丸節”と響かせた。

 設定上では会ったことのないSnow Manのメンバーがいることに気付くと、渡辺翔太(30)、佐久間大介(30)、阿部亮平(29)にロックオン。「きれいね」「かわいいわね」とつぶやいた。目黒蓮(26)には話しかけようとするも、すんでのところで目黒が舞台からはけてしまい、「め、め、目黒蓮!」と叫んでいた。

 公開稽古後の会見で深澤は「当初はお丸さんをやるつもりはなかったんですけど、ファイナルで入れた方が良いと最初に言ってくれたのがメンバーだった。すごく皆に感謝しています」と明かし「ファイナルにお丸が登場できて良かったなと思う」としんみりと語った。

 2006年に滝沢氏主演の「滝沢演舞城」として誕生。10年から「滝沢歌舞伎」となった。15年にはシンガポール公演を開催した。19年に芸能界を引退した滝沢氏からSnow Manが継承して「滝沢歌舞伎ZERO」となり、滝沢氏が演出を担当。コロナ下の20年には初めて映画化された。

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