宮澤エマ 初舞台から10年で初主演「毎日いかに幸せか…」 「ラビット・ホール」共演陣に感謝

[ 2023年4月8日 16:55 ]

舞台「ラビット・ホール」の初日前会見をする、前列左から上田俊太郎、宮澤エマ、成河、後列左から山崎光、土井ケイト、シルビア・グラブ、阿部顕嵐(撮影・瀬津真也)
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 女優の宮澤エマ(34)の初主演舞台「ラビット・ホール」の初日前会見が8日、都内のPARCO劇場で行われた。2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲で、10年には女優にコール・キッドマン主演でハリウッド映画にもなった名作。4歳の息子を交通事故で亡くした夫婦の再生の物語だ。

 宮澤は「13年に初舞台を踏んで、丸10年で初主演。一流の方たちと立てることがいかに幸せか、毎日感じています」と感謝。けいこ期間は毎日、共演者やスタッフたちと熱いディスカッションをしながら作り上げてきたという。演出家の藤田俊太郎氏も「このカンパニーで世界ツアーをやりたいと思えるくらい素晴らしい作品に仕上がった」と胸を張った。

 コロナ禍を乗り越えて、ようやくキャストが隣り合わせで座って会見をしたり、客席も全席使用で招くことができるようになった。「今までより少し安心して劇場に足を運んでいただける。いろんな喜びが詰まっています。ある意味歴史的な作品になっているので、ぜひ見ていただきたいです」。宮沢は準備万端で、明日9日の初日を迎える。

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2023年4月8日のニュース