福山雅治&大泉洋 「龍馬伝」以来13年ぶりドラマ共演 “令和の名バディ”誕生の予感 現実でも名コンビ

[ 2023年2月19日 04:00 ]

4月スタートのTBS日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」で共演する福山雅治(左)と大泉洋
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 福山雅治(54)と大泉洋(49)が13年ぶりにドラマで共演する。4月スタートのTBS日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」(日曜後9・00)で、全盲の捜査官と孤高の刑事が繰り広げるオリジナルの痛快バディドラマ。所属事務所が同じで仲がいい2人が、撮影の合間に取材に応じ、意気込みを語った。

 前回共演したドラマは2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」。主演の福山が坂本龍馬、大泉は薩長同盟のために奔走する武士の近藤長次郎を演じた。福山が「長次郎は自害されて悲しい別れだった。久しぶりに生きてる大泉さんに会えた」と笑顔を見せると、大泉は「時が止まりすぎ!」と絶妙のツッコミ。“令和の名バディ”誕生を予感させた。

 今回、福山が演じる主人公は、交換留学生として来日したFBI(米連邦捜査局)の特別捜査官。両目の視力を失っているが、分析力、嗅覚、触覚で事件を解決に導き、FBIでは最後の切り札として“ラストマン”と呼ばれていた。人たらしな性格の男という設定。対照的に大泉が演じる刑事は人付き合いが不得意な男。並々ならぬ正義感で、犯人逮捕のためなら手段を選ばない。

 何でも周囲に助けを求める人たらしな捜査官と、自分だけを信じて生きてきた刑事の凸凹コンビ。福山は「挑戦的な役だけど、思い切りぶつけたものを大泉さんは全部受け止めて、投げ返してくれる期待感がある」、大泉も「“ザ・福山さん”という役の横にいられるのは楽しみ」と互いへの信頼感は強い。それぞれが役で見せる印象について、福山は「大泉さんは“悪カッコいい”」、大泉は「福山さんの役は“可愛いカッコいい”ですね。人たらしなので可愛さがある」と説明した。

 福山の役作りは、役と日常をいかに近づけるかという手法を取る。「普段からおいしいお店は全部大泉さんに教えてもらってる。“大切な店は全部大泉さんが教えてくれた”ってドラマができるぐらい。今回の役もできないことは全部頼りたい」。大泉を信頼し、撮影を乗り切る。 (伊藤 尚平)

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2023年2月19日のニュース