阿川佐和子さん ニュース番組アシスタント抜擢は「親の七光り、はっきり言えば」 20代はお見合い三昧

[ 2023年2月19日 11:31 ]

(左から)阿川佐和子、鈴木亮平、宮沢氷魚
Photo By スポニチ

 作家でエッセイストの阿川佐和子さん(69)が19日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。俳優の鈴木亮平(39)、宮沢氷魚(28)と対談した。

 3人は、10日に公開された映画「エゴイスト」(監督松永大司)で共演している。

 鈴木が、かつて出演したNHK連続テレビ小説「花子とアン」のモデルとなった翻訳家・村岡花子が東洋英和女学院の出身ということから、阿川さんも同校OBで「すごいお嬢さん学校で。ごきげんようって挨拶するんですよね?」と話を振った。

 阿川さんは「そんな綺麗な言葉使うわりには女ばっかりで男の目がないから、やりたい放題。早弁するし、若い男の先生入ってきたらカモだし、みんなでいたずらして」と苦笑すると、鈴木は「思ってたんと違う」とポカンとする一幕も。

 さらに阿川さんはその後の歩みを聞かれ、「私は職業歩もうとしてなかったんですよ。父は小説家(阿川弘之さん)で母は専業主婦。就職ってどういうことかよくわからない。早くお嫁に行きたいとお見合い三昧ですよ。数うちゃ当たると思ってたのに、ちっとも当たらなくて。早く優しい能力のある旦那見つけて、この家出ようと思ったのに」とお見合いばかりしていたという。

 「そしたら28くらいの時にテレビ局から番組のアシスタントにって。これは親の七光りですよ、はっきり言えば。父と一緒に雑誌のグラビアに出て、それを見たプロデューサーがこいつはなんだと電話がかかってきて。最初はレポーター、番組が新しく始まる時にアシスタントにならないかと。ニュースショーの先駆けみたいな番組で。なぜかクビにならず。その後、筑紫哲也さんのニュース番組が始まるからアシスタントにって言われて、えー!って思いながらやり…」と語った。

 クビにならなかった才能は何か?と問われ、「ギャラが安かったんじゃない?」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。

続きを表示

2023年2月19日のニュース