ゆず 「どこに行ってもなじめない」デビュー当時 “時代に逆行”していたフォークデュオ

[ 2023年2月19日 20:02 ]

人気デュオ「ゆず」
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 人気デュオのゆずが19日、ニッポン放送の「オールナイトニッポン55周年記念 55時間スペシャル」(17日後6・00~19日深夜1・00)内「ゆずとCreepy Nutsのオールナイトニッポン(ANN)」(後5・00)に出演。デビュー当時について語った。

 路上ライブから頭角を現し、昨年デビュー25周年を迎えたゆずと、今年で結成10周年となるヒップホップユニット・Creepy Nuts。今回が初対面という2組は、自己紹介から始まり、話題はお互いのデビュー時について及んだ。

 「ヤフージャパンと同い年なのね」と語りだした「ゆず」の岩沢厚治(46)。1997年、小学校からの同級生・北川悠仁(46)と「ゆずの素」でインディーズ・デビューし、翌年1stシングル「夏色」で一気にブレイクを果たした。ただ、当時の音楽界はヒップホップやレゲエなどがJポップに入り込んでくる中で、2人組のフォークデュオは時代に逆行するかのようで恥ずかしかったという。

 「イベントとか出ると、自分たちみたいなスタイルは一人もいないじゃない。しかも名前はゆずじゃん。浮くわけよ」と岩沢。ライブハウスに行っても、フェスに行ってもビジュアル系全盛の中で異彩を放ち、「どこに行ってもなじめなくて、常に寂しかった思い出がある」と明かした。

 ただ、逆に年の離れたフォークの先輩レジェンドからは可愛がられたいう。「さだ(まさし)さん、小田(和正)さん、谷村(新司)さん…。みんな会うとゆずちゃん、ゆずちゃんみたいな」と孫のような扱いを受けて救われたと明かし、笑いを誘っていた。

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2023年2月19日のニュース