豊島九段「ひどいうっかり」36手目後悔も 3度目の挑戦逃すも服部、渡辺連破で盛り上げた

[ 2022年11月23日 05:10 ]

第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ最終局 ( 2022年11月22日    東京都・将棋会館 )

感想戦に臨む豊島九段(撮影・河野 光希)
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 羽生に敗れ、4勝2敗でリーグを終えた豊島は「ひどいうっかり。△3五銀でダメにした」と羽生飛車の頭へ銀をタダ捨てした36手目を悔いた。その後、生じる▲1七角の返し技を読めてなかったようだ。 指し手

 羽生が挑戦に王手をかけてから唯一逆転の可能性があった豊島は服部、渡辺を連破し、挑戦争いを盛り上げた。「かなり厳しい状況でしたが一局一局指しました」。3度目の挑戦は逃したが、すでに決めていた残留でリーグへの連続参戦を8期に伸ばし、一定の手応えも示した。

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