内館牧子さん&吉永みち子さん ホテル入口の貼り紙に「激怒して」抗議した過去「こんな差別はない」

[ 2022年10月18日 14:50 ]

内館牧子さん
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 脚本家で作家の内館牧子さん(74)とノンフィクション作家の吉永みち子さん(72)が18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。ホテル入口の看板に激怒し、抗議した過去について語った。

 30年来の親友という2人。1992年後期のNHK連続テレビ小説「ひらり」の脚本で話題になった内館さんを吉永さんがインタビューしたことで知り合ったが、「その後、どうして友達になったか分からない」と内館さん。タイプは全然違うと言うが、吉永さんは「趣味がね。結構格闘技系が好きとか」との共通点を明かした。

 司会の黒柳徹子が「プロレス?」と驚くと、内館さんは「やっぱりプロレスは面白いね。2人で行くけど」としみじみ。「私はね、やっぱり他のスポーツと違って技を受けるわけですよ。でドーンと倒れて。で、トップロープから敵がドーンと落ちれば痛いわけですよ。だからみんなが“逃げろ、逃げろ”って言って。あんな時に技を受けてるってことはあれは八百長だって言うわけですよね。でもそれは実に浅はかで。やっぱりここでダーンとやられて、その技を受けて勝つっていう、これは他のスポーツにはないよねって」とその魅力を力説した。

 吉永さんは「毎年行くんだよね。正月は2人でプロレスをかぶり付きで見るっていうところから1年がスタートする。コロナ前まではね」と告白。内館さんはさらに「終わった後、後楽園ホールでやることが多いんで、ドームとか。終わった後で、ちょっとご飯食べようってことになって、であるホテルに2人で行ったら、そのホテルの入口に看板があって、『スポーツ新聞と競馬新聞をお持ちの方は入店をお断りいたします』って書いてあったのよね」との出来事を明かした。

 吉永さんは「2人で激怒しました」と回顧。内館さんは「激怒して。こんな差別はない、と思って。で2人は持ってなかったんでレストランに入って行って」店長を呼び出したという。訪れた店長に、内館さんは「“あの、私、日本相撲協会の内館牧子でございます”って。全然協会員じゃないんですけど」、吉永さんも「“私は日本中央競馬会の吉永と申します”って言って。“ここは野球も近くにあって、隣には今のウインズですね、馬券を売る所もあるのに、競馬新聞とスポーツ新聞を持った者を入れないというのは何事であるか”と」と抗議したと語った。

 内館さんは「そう言って怒ったのよ。“ガラが悪いと思ってらっしゃるんですか”って。そしたらちょっと困ってたよね。それで私たちはとにかくそこで食事をして、“もうこういうことはやめてくださいね”」と話して帰ったとした。すると、「次に行ったら、なかったね」とし、吉永さんも「貼り紙が全部」。黒柳が「進歩したんじゃない?」と話すと、内館さんも「進歩した」と言い切った。吉永さんは「またあの2人が来たら大変だと思ったんじゃない」と笑ってみせた。

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