鈴木エイト氏、旧統一教会への質問権行使に私見「遅きに失するギリギリのタイミング」

[ 2022年10月18日 16:43 ]

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について20年以上、取材を続けているジャーナリスト・鈴木エイト氏が18日、MBSの情報生番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。岸田首相が17日、旧統一教会の実態を解明するため、宗教法人法が規定する「質問権」を初めて行使して調査するよう、永岡桂子文部科学大臣に指示したことに言及した。

 鈴木氏は質問権の行使について、「遅きに失するギリギリのタイミング」としつつ、「解散命令への流れを示したことは評価できる」と述べた。

 その上で質問の内容が重要になると指摘。「あとで教団側がウソを付いていたことが容易に検証できるような質問内容を当てていくと思うんですけど、どういう質問をするか、後々に照合しやすいようなところを狙っているのかなとみています」とコメント。具体的に「お金の流れであるとか、指揮命令系統とか、教団側は表向きの当たり障りのないことを言ってくると思う」とした上で、「それが実は証拠をもって明らかに虚偽の回答をしましたよね、と言えるような、問えるような内容を考えると思う。そういうところから攻めていくと思います」と予想した。

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2022年10月18日のニュース