74歳の内館牧子さん 60歳で患った心臓病は「意識不明が1カ月以上続いて。臨死体験に近いことまで」

[ 2022年10月18日 17:21 ]

内館牧子さん
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 脚本家で作家の内館牧子さん(74)が18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。60歳で患ったという心臓病について語った。

 司会の黒柳徹子が「内館さんのお料理は楽しみの一つ」と話を振ると、内館さんは「あたしは大きな病気をしたんですね。60歳で。で、岩手の盛岡で倒れて」と心臓病を患ったことがきっかけだと明かした。

 その時までは「仕事できょうは中華、次はフレンチ、あと2日間はもう胸がいっぱいでコーヒーだけとか、すっごくいい加減な食べ方して、作ることは一切なかった」と話すものの、医師から自炊をするように勧められ、勉強するようになったとした。

 黒柳が「心臓病って言うのはもうよろしいんですか?」と尋ねると、内館さんは「もういいんですけど、突然脈が速くなったりというのはあるんですね。ただ、大きく深呼吸したりしてると治って。でもまあ月に一回、検査は受けてますから」と話した。

 黒柳がこの日共演した内館さんの親友だというノンフィクション作家の吉永みち子さんに「(内館さんが心臓病に)はじめになった時にお見舞いにいらっしゃらなかったんですって」と話を振ると、吉永さんは「私も結構病院に入院してることがあって。で、“今どういう状況?”って弟さんとかに聞いてても、相当大変そうで、ここで行って人が来ると疲れるんですよ、病人は。うれしいんだけど、疲れるんですよ。でその晩熱が上がったりすることもあるし、本人もね、しんどい状況なのに、ちょっと接するのも大変だろうなと思って。状況を確認していけばいいかなという感じで遠くから。かなり厳しかったんで」と振り返った。

 内館さんが「もう本当に死ぬや生きるやだったんです。意識不明が1カ月以上続いて」と当時の状況を明かすと、黒柳は「そんなに?」と驚き。内館さんは「臨死体験に近いことまでしましたから」とも語った。

 黒柳が「本当は吉永さん、心配だったでしょう」と続けると、吉永さんは「遠い岩手だったから余計にそうかもしれないし、なんかね、“世の中面白くなくなっちゃうから、生きてて”って思ってですね」と回顧。内館さんが「退院した後で、“ごめんね、心配したでしょう”って言ったら、“してねえよ”って」と苦笑すると、黒柳は「それがいいのよね」と同調した。内館さんは「でもやっぱり年取ってから同性の友達がいるのはいいことはいいですね」としみじみと話した。

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2022年10月18日のニュース