ユーミン 名曲「真珠のピアス」秘話…知人の実体験を元に誕生「あっ、いただきと思って」

[ 2022年10月6日 23:15 ]

松任谷由実(2017年撮影)
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 シンガー・ソングライター松任谷由実(68)が、6日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)にゲスト出演し、代表曲の一つ「真珠のピアス」の制作秘話を語った。

 82年に制作された同曲は、ドラマの主題歌にもなり、ユーミンの大ファンでもある歌手JUJUが愛してやまない曲として挙げている。女性が恋人と別れる時、ベッドの下に真珠のピアスを片方だけ落としていくといった内容の歌詞に、MCの俳優・大泉洋は「男にしてみれば、こんなに怖い話ないみたいな」と驚きを口にした。

 生み出す楽曲のストーリーは、実体験ばかりではないというが、「自分の中に嫉妬心もあるじゃないですか?特に女性が自分で見たくないような感情を美しく描くと、救われる人が多いんじゃないかな。救おうと思って作ってるわけじゃないんだけど、共感されますね」と推測した。

 「真珠のピアス」も、ある人物から聞いたエピソードに着想を得たという。「そのアイデアは、昔サポートしてくれていたメンバーが、本命の彼女じゃないところに手を出したら、車の助手席にイヤリングを落とされたって話をしていて、“あっ、いただき”と思ってたものが、その曲を作ってる途中で“そういえばそういう話あったな”ってストーリーになっていったり」。すると大泉は、知らぬ間にユーミン楽曲の主人公になった人物に思いをはせながら「え?これ俺の話じゃね?ってどっかで言ってる」と笑っていた。

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2022年10月6日のニュース