eBay Japan 「若草プロジェクト」を通じて若年女性向け衣料品の支援拡大へ

[ 2022年10月6日 12:57 ]

寄付贈呈式に出席したeBay Japanのグ・ジャヒョン代表取締役(左)と若草プロジェクトの村木厚子代表呼び掛け人
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 インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは6日、都内で若年女性を支援する一般社団法人「若草プロジェクト」への寄付金贈呈式を行った。

 同社によると、若草プロジェクトによる企業と支援の現場をつなぐデジタルプラットフォーム「TsunAが~る」を通じて、支援を求める女性向けに5月から月80着のペースで衣料品を寄贈。この衣料品は、Qoo10で展開するファッションサービス「MOVE」で発生した返品衣料品を新品同様の状態に再生したもの。これまでに計400着を寄贈し、それぞれ種類も異なるのが特徴だ。「TsunAが~る」に寄贈した衣料品の画像を定期的にアップしており、支援を求める女性が好みの服を選ぶことができるという。

 式に出席したグ・ジャヒョン代表取締役は「来年は3倍から4倍の規模にしていく」と表明。若草プロジェクトの代表呼びかけ人で元厚労事務次官の村木厚子氏に寄付金300万円の目録も手渡した。村木氏は「女の子たちはファッションが大好きで、決してぜいたくではなく自分を表現するという意味で非常に大切なこと。そういう意味で大きな支援をしていただき感謝しています」と述べた。

 また、同社は11日の国際ガールズデーに合わせて、20~30代の働く女性500人を対象にした「働く女性の社会貢献意識調査」の結果も公表。「関心・問題意識を持っている社会課題はあるか?」の問いに約7割が「ある」と回答。社会課題に面したことがある人の話を直接見聞きした経験がある人は約3割で、このうち相手に何らかの支援や協力ができた人とできなかった人の割合は半々に分かれた。できなかった人の理由としては「どう支援するべきか分からなかった」との回答が約6割で最も多かった。結果を受けて同社は「様々な社会課題に多くの女性が苦しんでいる今、人と人とのつながりを通して、支え合える環境づくりが必要だ」とした。

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2022年10月6日のニュース