エイベックス松浦会長“サブスク地獄に落ちろ”発言に疑問「あゆには事前に言っていたから問題なかった」

[ 2022年10月6日 09:51 ]

エイベックスの松浦勝人会長
Photo By スポニチ

 エイベックス・松浦勝人会長(57)が6日、自身のYouTubeチャンネルで生放送を配信。定額制(サブスクリプション)の音楽ストリーミングサービスについて私見を述べた。

 松浦会長はファンからの質問に答える企画を実施。その中で、9月にシンガーソングライターの川本真琴が「サブスクというシステムを考えた人は地獄に堕ちてほしい」とツイートしたことに対する感想を求める質問があった。

 「救われた人も、救われない人も両方いるんじゃないですか」とした上で「どうして突然こんな意見を言うのかわかりませんけど、僕はそのうちそういう世の中が来ると思っていましたから、そうなっても大丈夫な対応をしようと思ってやってきたから、何も慌てなかった」と回顧。「CMで流れているだけで大ヒットする時代もあれば、テレビに出て踊らないといけない時代もある。それぞれ時代にあった音楽の売り方、仕組みがある」といい、歌手の浜崎あゆみには「俺は最初からあゆに“これからは売れる時代じゃないぞ、何回聴かれるかの時代だからなって”いうことを散々言っていたから、何も問題ありませんでした」と予測を立てていたとした。

 続けて「彼女が言っていることも理解できる。俺だってCDが売れていた方がめちゃくちゃ儲かるもん。サブスクなんか全然儲からないもん」と理解した上で「だけどの時代に合わせたものを作らずして、あんなもん作ったやつ死んじまえっていうのは、言うのは簡単だよね。CD作った人死んじまえって人もいただろうしさ、レコード作った人とか。しょうがないんじゃないの…時代遅れも甚だしいんじゃないですかね。これからはサブスクだってどうなるかわかりませんから」と指摘した。

続きを表示

2022年10月6日のニュース