橋本五郎氏 旧統一教会巡る国会議論に「信頼がなければ政策は進まないというところに立ち戻らないと」

[ 2022年10月6日 16:38 ]

日本テレビ
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 読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。岸田文雄首相が同日の参院本会議の代表質問で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡り、宗教法人法に基づく解散命令請求について「慎重に判断する」と重ねて答弁したことに言及した。

 岸田首相は、悪質商法が指摘される教団の被害者救済に全力を挙げる意向を表明。教団側との接点が次々と判明している山際大志郎経済再生担当相の更迭を改めて拒み、「理解が得られていないなら、引き続き政治家として自らの責任で丁寧に説明を尽くす必要がある」と強調した。

 橋本氏は「解散命令にしても、宗教法人としての解散命令を出すってことと、その宗教団体をつぶしちゃうってことは違うことですからね。あくまでこれは宗教法人法の話ですから。ということを考えた時に、もっと積極的にこれを重く受け止めなければいけませんよ」と言い、「政治に対する信頼が失われている。それをそのままにして、いろんなことを論じても説得力がない。それから山際さんにしろ、次から次へと新しいのが出てきているわけでしょ。よく分かるんですよ。更迭しちゃえば、じゃあ他の人間どうなんだという話になっちゃいますから、ドミノでどんどんいっちゃうからそこで止めようということなのかもしれないけれど、基本にまず信頼がなければ政策は進まないというところに立ち戻らないといけない」と自身の考えを述べた。

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2022年10月6日のニュース