EXIT兼近　ノーベル賞「日本人の受賞なし」報道に「勝手にがっかりされてたらたまったもんじゃない」

EXITのりんたろー。（左）と兼近大樹
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お笑いコンビ「EXIT」が6日放送のABEMA「Abema Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）に生出演。ノーベル賞の受賞について「日本人の受賞はなし」などと報道されることについて自身の考えを述べた。

　兼近大樹は「それそれが何のために研究しているかというのは、個々で違うと思うんですよね。研究者の方が、色んな目的を持って研究していて、自分のために滅茶苦茶研究して、自分が楽しいからやっているのに、勝手にがっかりされてたらたまったもんじゃないなって思いますよね。好きでやって、自分で突き詰めたいのに…、言われたら逆に日本の国民にがっかりするなって思いましたね」と語った。

　また、この日のゲストで、中国の大学に拠点を移して天文学の研究をしている島袋隼士氏も「日本人の受賞なし、という報道に関しては疑問を感じます。日本人が受賞しなかったから何なんだ、という印象を受けました。それよりもやはり、どこの国の誰がどういう業績で受賞したという報道の方がいいのかな、と思いました」と語った。

　また、研究者が研究環境の充実を求めて海外に渡ることが多くなっているが、りんたろーは「サッカー選手だと、絶対Jリーグから出るなとは言われないじゃないですか。バロンドールとかベストイレブンに『日本人は選ばれませんでした』言われないのは何で…」と、研究の世界だと“頭脳の流出”というネガティブな表現になってしまうことを憂いた。