松本人志の一生忘れられない日 無名だったダウンタウンが「やすしきよし」に「勝ったと思いました」

[ 2022年3月21日 19:51 ]

ダウンタウンの松本人志
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 「ダウンタウン」松本人志(58)が21日放送のNHKの特番「笑いの正体」(後6・05)に出演し、デビューして間もない時期の忘れられない1日を振り返った。

 ダウンタウンが無名の時は、なんば花月の出番も「普段は一番頭に出さされたり、変なところで急に出されたり」といった扱い。だが、お正月に行われた超満員のなんば花月で、漫才の出番が「紳助竜介」「ダウンタウン」「やすしきよし」という順番だった。

 松本は「普通じゃ考えられへん。紳助竜介さんはもちろん有名やから出てきたら『ウワー』なるよね。まぁウケますよ。で、ダウンタウン出てきたら、普通ならトイレに行きたいけど、通路も満杯やからトイレにも行けない。その後の『やすしきよし』も見たいから行かない」と、超満員の中で漫才を行うことになった。

 舞台のめくり台に「ダウンタウン」と出ると会場がどんよりした空気に包まれ、「早く終われ」「早くやすきよ出せ」といった雰囲気が漂っていたという。その雰囲気でも松本は「たまらなかった。興奮してたね。絶対ウケるってわかってたから」と確信していた。

 2人の漫才に観客は「どっかーんなって」と大爆笑だった。「俺も性格悪いから終わった後、やすきよさんの(漫才を)見て、『そんなにウケてないな』と思って、勝ったと思いました。あれは一生忘れへん」と思い返した。

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2022年3月21日のニュース