金子恵美氏 降伏要求“断固拒否”のウクライナに「0か100かの中で本当に覚悟して戦っている」

[ 2022年3月21日 17:25 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(43)が21日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)にコメンテーターとして生出演。ロシアのウクライナ侵攻についてコメントした。

 ロシアの軍事侵攻から26日目になるが、いまだ戦いは収まる気配はない。「ロシア側としても強気に出ている発言がありますけれども。ただジリジリと長引いている中で、いろいろ戦略とか戦術を変えてきていることは起きているので、それは今後、ウクライナに対してどう要求してくるのか?それを受け入れられるのか?」と金子氏。

 ロシア国防省は20日、ウクライナに対し、市街戦が続く南東部マリウポリからのウクライナ軍の撤退を要求。この降伏要求に対しウクライナ側が断固拒否したことに対して、「主権を奪うか奪われるか、守るか守りぬくかという、0か100かの要求の中で、本当に覚悟して戦っているわけですから、そう簡単なものではないと思いますね」と自身の考えを述べた。

 マリウポリはアゾフ海沿岸でただ1つ残った、ウクライナ最後の牙城。万が一、陥落すれば、ロシアがアゾフ海全域を掌握することになるため、無差別攻撃が一層激しくなることが懸念される。これに対し、「無差別ということに対しても容赦なくなってきているロシア、それだけ追い込まれているということだとは思いますけれども」と指摘。「ただ明らかなものに対してどんなふうな攻防がこの後、続くのか?全く今の段階では先が見えていないということで…1日も早く、ウクライナの主権を守るかたちで収束して欲しいと願うばかりです」と切望していた。

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2022年3月21日のニュース