BEGINが32回目のデビュー記念日に公演 コロナ禍のステージに「生の音を楽しんでほしいね」

[ 2022年3月21日 21:00 ]

デビュー記念日の21日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで全国ツアー公演を行ったBEGIN。左から、上地等、比嘉栄昇、島袋優
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 男性3人組バンド「BEGIN」がデビュー記念日の21日、都内で全国ツアー公演を開いた。1990年3月21日のデビューから32年。比嘉栄昇(53)は「32年ありがとう!」と1800人の観客に感謝した。

 ツアーは1月にスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月から12公演が延期に。2カ月ぶりのステージとなり、比嘉は「なんか違うなと思って、内容を全部変えました」とライブの構成をガラリと変更したことを明かした。普段通りにライブが開催できないご時世とあって、比嘉は「生の音を楽しんでほしいね」と呼びかけた。

 「恋しくて」や「三線の花」などのヒット曲のほか、浦島太郎(桐谷健太)に提供した「海の声」など24曲を披露した。観客の中には、3人の故郷である沖縄・石垣島で前日20日に開催された「石垣島マラソン」の完走者もおり、比嘉は「完走したの?おめでとう!」と祝福した。

 今年は1972年の沖縄の本土復帰から50年。アンコールでは、2002年にNHKの「沖縄本土復帰30周年」イメージソングとなった「島人ぬ宝」を披露した。比嘉は「大変な中で来て頂いてありがとうございました。今日のことは忘れないでおきましょう。お元気で、また会いましょう」と笑顔で手を振った。

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