坂上忍 榊英雄監督の女優への性的加害報道に「立場的な優位性を利用したっていうのは明らか」

[ 2022年3月21日 14:14 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(54)が21日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。俳優で映画監督の榊英雄(51)が、自身のワークショップに参加した女優らに性行為を強要したとされる問題について言及した。

 週刊文春で複数の女優に対する性加害が報じられた榊は、謝罪コメントを発表し、文春の記事の内容については「事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」などとした。週刊文春では第1弾として4人、第2弾ではさらに4人が被害を告発。「バイキングMORE」の独自取材でもさらに1人が被害を訴えている。

 坂上は「両者の主張は異なっているんだけれども、こうやって被害女性から次から次へと告発があって、告発の内容もおおよそいくつかのパターンに絞られるっていうと、信憑(ぴょう)性は相当、増しちゃいますよね。1週間ぐらいの間に次から次へと被害女性の告発が相次いでしまっている状態」とし「立場的な優位性を自分のいいように利用したっていうのは明らかのようですね」と見解を示した。

 以前は芸能界でそういう話も聞くことがあったと認めたうえで「多かれ少なかれ、逆のパターンの噂も目にしたことはある。女優さんのほうから監督やプロデューサーに近づいて、それで実際にまれに上り詰めた人もいるわけだから。まれにですよね、まれです。まずないんだけど、まれにそういう人もいるから」とコメント。さらに「もっとリアルに言うんだったら、現場では監督が絶対ですよ。監督を起用するのはプロデューサーだからね。だから、僕らの時代はこういう話は監督というよりもプロデューサーのほうが多かったよ。それはテレビの世界も変わらないと思いますよ。映画界って何となくなっちゃってますけど、テレビとか、広く他の企業も見て行かないといけないんじゃないのって、気がしてます」と話した。

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2022年3月21日のニュース