マツコ 若者が「悪口」言わなくなった背景分析「陰で言えるから」「SNSとかが…」

[ 2022年3月21日 18:35 ]

マツコ・デラックス
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 タレント、マツコ・デラックス(49)が21日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に出演し、若者のコミュニケーション術について持論を語った。

 「悪口が好きな義母」をテーマにしたネット記事を紹介したことから、スタジオのトークテーマは「悪口」に。株式トレーダーでタレント、若林史江は「私たちから見た母親くらいの年代の人たちって、こんなものじゃないかと思う」と、悪口が一種の「コミュニケーション術」ではないかと推測した。マツコはこれに同調し、「昔の人ってこのコミュニケーションをやりがちだったことだよね」と語った。

 一方で「最近の若い子ってそれ(悪口)、シャレが通じないよね、褒め称え合っているっていう、気持ち悪い感じよね」と指摘したマツコ。「嫌だー、ムリムリムリ。褒め称えられるなんて」と続けた。若者世代は「気持ち悪い言葉を言い合う。お互いに胸糞悪くなるんじゃないかっていう、褒める言葉を言い合っているよね」とした上で、その背景も分析。「(悪口を)陰で言えるから表では言わないんじゃいない」と私見を述べた。

 現代は「SNSとかそういうのが発達したから」。自身の世代は目の前で起こることが「すべてだった」と表現し、「同時に腐し合いながら、たまに褒めたりとか。今の子は表面上は『もめごとやめましょうよ』って感じなんじゃない」と分析し、「全く悪口を言わないで人間は生きていけない!」と声を大にした。フリーアナウンサー・大橋未歩は「今の若い子は普通に裏アカを持っているって言いますよね、芸能人じゃない子も。そこで言えないこと言っていると思う」と話していた。

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2022年3月21日のニュース