14歳の新沼凛空、デビューがいきなりのTGC 関係者も驚く大抜てきに「豪華な方々と一緒に歩けて光栄」

[ 2022年3月21日 16:21 ]

<東京ガールズコレクション2022>ランウエーを歩く新沼凛空 (撮影・白鳥 佳樹)
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 大型ファッションイベント「第34回マイナビ東京ガールズコレクション」が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開かれ、新人モデルの新沼凛空(りあ、14)が大抜擢のデビューを果たした。

 新沼は神奈川県出身の中学2年生で、先月20日に開かれた「TGCオーディション2022」でグランプリに輝いた新人。出演したのは、開演後すぐに行われる恒例のスペシャルステージ「TGC SPECIAL COLLECTION」。新沼はステージ映えする1メートル71の長身で、憧れの中条あやみ(25)や三吉彩花(25)、emma(27)らと一緒にランウエーを堂々と歩いた。カーキのノースリーブのジャケットにワンピースを合わせた「現代のギャル」をイメージした衣装で、ステージを折り返す際にはクールな表情をつくって見せた。

 「TGC SPECIAL COLLECTION」は、トップスタイリストの野口強氏がプロデュースし、限られた人気モデルだけが出演できるステージだ。このステージでデビューを果たすのは超異例と言える。
 新沼はグランプリの副賞で別のステージへの出演は決まっていたものの、このステージへの出演が決まったのは前日20日だった。19日にTGC側から「野口さんのオーディションを受けてみますか」と打診され、ダメ元で受けたところ見事に合格した。

 TGC関係者は「経験を積んだモデルでさえ、野口さんはオーディションでバンバン落とす。デビューしていない新人が合格するのは異例中の異例です。我々も正直、驚きました。野口さんも若手にチャンスを与えて、次世代の子を出したいと考えている方。その思いもあって新沼さんを選ばれたのだと思います」と話した。
 ステージを終えた新沼は「うれしくて緊張したけど、豪華な方々と一緒に歩けて、光栄なことだなと思いました」と初々しい笑顔を浮かべた。「緊張してあまり覚えてないけど、観客の方が振ってくれるペンライトがキラキラしててすごかった」と感想。初ランウエーの自己採点は80点で「初めてにしては出来たと思う部分と、もっと自分は出来ると思うので、伸びしろを含めて20点引きました」と堂々と話した。

 あこがれの中条と話す機会はなかったが「間近で見られただけで満足。本当に顔が小さくて、白くて、オーラが違いました」と夢のような瞬間となった。将来は中条のようにモデルと女優の二刀流で活躍することが目標。「夢のためならダイエットも筋トレも頑張れる」と力強く語った。

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