谷原章介　ロシアのフィギュア団体メンバー“特別賞”に「ドーピングを肯定したことになるのでは」

谷原章介
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　俳優の谷原章介（49）が23日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。昨年12月のドーピング違反が判明しながら北京五輪で出場継続が認められ、フィギュアスケート女子シングル暫定4位だったカミラ・ワリエワ（15＝ロシア）について言及した。

　北京冬季五輪に出場したロシア・オリンピック委員会（ROC）の選手団は21日に帰国し、モスクワ市内で開かれたセレモニーに出席した。フィギュアスケート団体で1位になりながら、カミラ・ワリエワ（15）のドーピング違反発覚でメダルを受け取れなかった選手たちには「我々の心のチャンピオン」と刻印されたネックレスが“特別賞”として贈られた。ワリエワも出席し、自身のインスタグラムではコーチやファンへの感謝を記して現役続行に意欲を示した。

　番組では、帰国した選手団を迎えたセレモニーの映像を独自入手したとして、ワリエワが笑顔で参加している様子などを放送。谷原は「明るい表情になって、これはとても安心しました。ワリエワ選手は精神的に相当追い詰められていたのかなと思います。この表情で安心するんですが、同時にロシアのフィギュアスケート連盟として表彰するということになると、国として協会としてドーピングを肯定したことになるんじゃないのかな、とすごく疑問も大きくなりますね」と自身の思いを話した。