現役最年長74歳 桐山九段が引退 1000勝へあと4勝も「残念」

[ 2022年2月23日 05:30 ]

竜王戦5組昇級者決定戦の対局に挑んだ桐山清澄九段(日本将棋連盟提供)
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 将棋の現役最年長棋士、桐山清澄九段(74)は22日、大阪市の関西将棋会館で指された第35期竜王戦ランキング戦5組の昇級者決定戦で伊奈祐介七段(46)に敗れ、引退が決まった。次の残留決定戦が最後の対局となる。奈良県出身。

 1966年にプロ入りした。タイトル獲得は棋王1期、棋聖3期の計4期。通算成績は996勝957敗。終局後、桐山は「今まで現役を続けられてきたことはありがたいことです。目標にしていた1000勝を達成できないことは残念」と話した。

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2022年2月23日のニュース