鈴木大地氏 五輪フィギュアでまたドーピング陽性に「ロシア以外の国でも…今一度厳しく徹底を」

[ 2022年2月23日 08:30 ]

鈴木大地氏
Photo By スポニチ

 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が23日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。ドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)が22日に、北京五輪のフィギュアスケートペアで11位だった女子のラウラ・バルケロ(20=スペイン)が禁止薬物に陽性反応を示したと発表したことに言及した。

 大会期間中の18日に採取された検体から世界反ドーピング機関(WADA)の違反リストにある筋肉増強作用の物質が検出された。バルケロはマルコ・サンドロンとペアで出場。予備のB検体で検査を受ける権利がある。

 鈴木氏は「今回、検査からの発表が早かったですね。ですからワリエワ選手とはずいぶん違う感じがしますのと、採点競技でもこういう筋肉増強剤が出るようになったということで、採点競技の持ち上げたりするっていうことで競技性が高まっているので、こういう結果になったと思います」と指摘。そして「いずれにしても、ロシアは結構、薬物を使ってきましたけど、それ以外の国でも広がっていることで今一度厳しく徹底していかなければいけないと思います」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月23日のニュース