「相棒20」鑑識の米沢・六角精児4年ぶり復活「感動」右京・水谷豊&卒業の亘・反町隆史3ショット見納め

[ 2022年2月23日 07:00 ]

3月2日放送の「相棒season20」第17話に約4年ぶりにゲスト出演する鑑識・米沢守役の六角精児(右)。杉下右京役の水谷豊、冠城亘役の反町隆史(中央)との3ショットは今回が最後(C)テレビ朝日
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 テレビ朝日「相棒」シリーズの名物キャラクター、鑑識の米沢守役を演じる俳優・六角精児(59)が3月2日に放送される「season20」(水曜後9・00)第17話にゲスト出演。レギュラーを離れてから、約4年ぶり3度目の復活を果たす。4代目相棒・反町隆史(48)は今年3月をもって卒業。主演・水谷豊(69)&反町&六角の3ショットが見られるのは、今回がラストとなる。

 役と同様、六角自身も鉄道ファン。ローカル鉄道を題材にした回に「おそらく僕のために、この脚本を作ってくれたのだと、ちょっと感動してしまいました」とスタッフの愛情を実感。「水谷さんと反町さんはそれぞれにとても優しく、そして、しっかりと僕を『相棒』の世界に引き入れてくれました」と振り返った。

 2015年10月以来、約7年にわたって確かな関係性を築き上げた特命係の杉下右京(水谷)と冠城亘(かぶらぎ・わたる=反町)。2人の大団円が近づく中、米沢(六角)が4年4カ月ぶりに登場。右京と亘の“コンビ最終章”を見届けるかのように駆けつけ、特命係とタッグを組んで捜査に乗りだす。

 警視庁鑑識課員・米沢守役を演じる六角は、シリーズ初期から「season14」(15年10月~16年3月)までレギュラーメンバー。「season14」最終話(16年3月16日放送)において米沢が警察学校の教官職へと異動した。しかし、レギュラーを離れてからも、六角は「season15」第13、14話(17年2月1日、8日放送)、「season16」第5話(17年11月15日放送)とゲスト出演。今回は4年4カ月ぶり、3回目の復活となる。

 今回のサブタイトルは「米沢守再びの事件」。米沢が線路わきで男性の遺体を発見。もともと右京のことを敬愛していた米沢は、すぐさま特命係に連絡。右京たちが捜査を始めると、廃線寸前のローカル鉄道が事件に深く関係していることが分かり…という展開。米沢は右京とともに廃線問題に揺れる被害者の地元の町に赴き、聞き込みにも尽力。過去に落語やギターなど多趣味な男として描かれてきた米沢だが、今回は鉄道好きとしての一面が大きくクローズアップされる。

 また、右京と亘の憩いの場、小料理屋「こてまり」に米沢が初来店。懐かしの“あのユニフォーム”に袖を通す、ファン垂涎のシーンもある。

 ▼六角精児 オファーを頂いた時は、久しぶりなので「うわ~、うれしい」というより「大丈夫か?俺」という緊張を予感する気持ちの方が強かったですね。鉄道ファンである米沢が遭遇した事件をめぐる物語ですが、おそらく僕のためにこの脚本を作ってくれたのだと、こんな形で迎えてくれるのだと、ちょっと感動してしまいました。水谷さんと反町さんはそれぞれにとても優しく、そして、しっかりと僕を「相棒」の世界に引き入れてくれました。なので撮影期間はスタッフさん共々、とても楽しくスリリングな時間を過ごさせていただきました。久しぶりの米沢登場を皆さまに楽しんでいただけたら幸いです。

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