ヒロミ ワリエワ傷だらけの暫定4位に「彼女なりの抗議なのかなって」

[ 2022年2月20日 13:05 ]

タレントのヒロミ
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 お笑いタレントのヒロミ(57)が20日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められた女子SP1位のカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)がフリーでミスを連発し、合計224・09点の4位でメダルを逃したことについて言及した。

 ヒロミはドーピング問題が持ち上がり「出すのが本当は良くないんじゃないか」という声が多かったことに触れ、「この子がこの結果になると、これも彼女なりの抗議なのかなっていうようにも取れる。3位になると、(表彰式が行えないとか)とか…。あの15歳なりにいろいろと考えて、っていうのも考えちゃった」と見解。「だって、(ドーピングを)やってるのは大人だから。許可しているのもIOCも『そんな簡単にOK出すんだ!』とか、暫定でいいんだとかっていうのは異例中の異例だから。もうちょっと大人が何かちゃんとしてあげればいいのになって」と話した。

 さらに、エテリコーチの叱責についても触れ「あなたたちが説明することがあるでしょ?って(思う)」と続けた。

 お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍は「15歳の子が大人たちのいろいろなものに巻き込まれちゃって、本人は純粋にスケートをしたいだけなのに、それとはまた違うものが動いちゃってる感じとかも見えちゃったりもして」とワリエワに同情。「純粋に僕はミスしたのも完全にメンタルじゃないかなと思っちゃう、15歳の女の子ですから。世界中がそんなことになってる、私が入賞しちゃったらって…抗議というよりは単純にメンタルが付いていかなかったんじゃないかと思っちゃいましたね。世界中の的というか、スポーツじゃないところで注目されてますから」と私見を述べた。

 ワリエワは、フリー冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。演技終了直後、コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏はリンクサイドで「何で気を緩めちゃったの?何で戦うのをやめたの?説明して。アクセルの後くらいから全然集中できてなかった」とワリエワを叱責(しっせき)したことも話題となった。

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2022年2月20日のニュース