バカリズム、初の「R-1」審査員に 出場者へエール「自信をもってやってほしい」 陣内智則は5年連続

[ 2022年2月20日 17:20 ]

R-1審査員を務める陣内智則(左)とバカリズム(C)関西テレビ
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 お笑い芸人のバカリズム(46)と陣内智則(47)が、3月6日に放送されるフジテレビ系「R-1グランプリ2022」決勝(後8・00~)で審査員を務める。バカリズムは初、陣内は5年連続の大役となる。

 審査員を務めることに、バカリズムは「最初はずっと嫌でしたね(笑)。したい理由がないじゃないですか?」と話したが、R-1には過去5回の出場経験があるだけに、「ただ恩返しという感じで何か力になれるんだったらということで。ピン芸人界がちょっとでも盛り上がればっていう思いですね」とオファーを受け入れたという。

 自身が出場していた時の思い出については、「賞レースものはチャンピオンよりも2位3位ぐらいの方がテレビで跳ねるって雰囲気があったから、割と最初から3位くらいを狙ってました(笑)」と回顧。「インタビューとかでも『3位狙います!』って言ってて。でもそうすると撮り直しさせられるんですよ(笑)。変な空気になるから。だから一応そんなに思ってないんだけど『優勝します』みたいな感じで…」と振り返り、「でも今はチャンピオンの方が売れる流れになってきてるから、僕みたいなこと考えずにちゃんと優勝を狙ってほしいですよね」とアドバイスした。

 また、決勝進出者に向けては「仮に最下位だったとしても、日本で8番目なわけだから決勝に出ること自体がすごいことだと思うので、自信をもってやってほしいですね」とエールを送った。

 5年連続での審査員となる陣内は「(バカリズムが)引き受けてくれると聞いてすごく安心しました」とうれしそうな様子。決勝進出者に向けては、「霜降り明星が司会で、僕たちが審査員で。出場者とも大きく世代は変わらないですし、そんなに緊張することもないと思うので。ただお客さんがマスクしてるのはかわいそうだなと…。そこはあまり意識せずに。ウケてると思ってやってもらいたいです」と語った。

 2002年から開催している史上最大の“ピン芸日本一決定戦”「R-1グランプリ」。20回目となる今大会は、「R-1フェス~ピン芸と音楽の祭典~」として開催。大人気漫画「東京卍リベンジャーズ」とのコラボでは、主人公・花垣武道のビジュアルを使用したポスターやPR動画を展開し話題となっている。

 MCはお笑いコンビ「霜降り明星」と女優の広瀬アリスが務める。決勝進出者は、kento fukaya、サツマカワRPG、金の国 渡部おにぎり、ZAZY、吉住、お見送り芸人しんいち、寺田寛明。また、陣内とバカリズム以外の3人の審査員は後日発表される。

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2022年2月20日のニュース