上原浩治氏 ロッテ朗希いきなり163キロに「素晴らしい落ちる球もありますし、どこまでいくのか」

[ 2022年2月20日 10:40 ]

上原浩治氏
Photo By スポニチ

 元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(46)が20日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が19日の日本ハムとの練習試合に先発し2回2安打無失点、今季初実戦でいきなり163キロを叩き出したことに言及した。

 プロ入り後の公式戦では159キロが最速だったが、初球から161キロを計測すると、全26球中16球が大台突破。大船渡3年春の高校日本代表合宿でマークした163キロの自己最速タイも2度記録し、3年目を迎えた「怪物」の進化を見せつけた。

 上原氏は「素晴らしいです。伸びしろしかないですよね。まだこれからどんどん伸びていくと思います。怖いですね」と感嘆。関口宏が「上原さんは最高何キロ出したの?」と聞くと「148キロなんですけど、ちょっと寂しいですね。ただ僕の中ではスピードで勝負できないので、コントロールで勝負するっていうところですよね。野球はスピードを出す(ことで競う)競技じゃないので。打者を抑える競技ですから、投手から言わせてもらうと」と言い、関口の「163キロのコントロールがついたら最高だね?」には「今でも十分に素晴らしいですけれども、あと彼はフォークボールという素晴らしい落ちる球もありますし、どこまでいくのか分かんないですね」と評価していた。

続きを表示

2022年2月20日のニュース