錦鯉 おバカ芸の原点示した“恩人” 渡辺隆「バカを前面に出した方が…とアドバイスを」

[ 2022年2月20日 12:59 ]

錦鯉の長谷川雅紀(左)と渡辺隆
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 昨年のM-1グランプリを制したお笑いコンビ「錦鯉」が、19日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演し、現在の芸風を築き上げたきっかけについて語った。

 長谷川雅紀、渡辺隆ともに、同級生とのコンビで芸人生活をスタートさせたが、ともに解散。12年に現在のコンビになって再出発した。同じ事務所にはコウメ太夫、バイきんぐ、アキラ100%らが所属。長谷川が「コウメ太夫が売れてなかったら、(事務所の)お笑い部門も崩れていったかもしれない」と振り返ると、渡辺も「基本的にハゲと裸と白塗りしか売れてない」と笑わせた。

 50歳の長谷川が年甲斐もなくおバカぶりをさらけ出すスタイルは、ある芸人の一言がきっかけだったという。渡辺は「14年か15年(ごろに)、ハリウッドザコシショウから、『雅紀さん、バカだからもっとバカを前面に出した方がいいんじゃないの?』ってアドバイスをいただいて」と明かした。「バカってどう出せばいいのかなと思った時に、一番最初に思ったのが、『大人が大きい声であいさつするのが一番バカだな』って。それを1回やってみたんですよ。『こんにちは~!』って」。すると、会場は割れんばかりの爆笑に。「客席が30秒くらい大爆笑だったんですよ。こんなにウケるんだと思って。そこからですね」と、長谷川のキャラクターを武器にすることを決意したという。

 番組には、“恩人”のザコシショウがVTR出演した。「何かしらどこかで優勝するんだろうなとは思いましたけどね。これは決定づけられたんですけど、俺がいたからだな」と豪語。「『お前ら、いつまでそんなことやってるんだ』と言われましたけど、曲げずにやるのが大事だなって、ひたすら言ってましたもん。錦鯉にも『自分でおもろいと思うことをずっとやった方がいい』って。俺あっての錦鯉だな」と、2人への助言を明かし、胸を張っていた。

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2022年2月20日のニュース