「DCU」に岡崎体育 伊與田P「ピンときた」海外Pに英語あいさつ 瞬時に「場の空気を自分のものに」

[ 2021年10月26日 18:00 ]

来年1月期の日曜劇場「DCU」でスキューバダイバー捜査官役に挑む岡崎体育。17キロの減量に成功した(C)TBS
Photo By 提供写真

 シンガー・ソングライターの岡崎体育(32)が来年1月スタートのTBS日曜劇場「DCU」(日曜後9・00)にレギュラー出演することが26日、発表された。同局の看板枠・日曜劇場への出演は今回が初。スキューバダイバー捜査官役を演じるにあたり、ダイビングライセンスを取得し、17キロの減量にも成功。役作りの一環としてヘアスタイルも短髪に変えた。岡崎は「歌手としてのステージ度胸や集中力を、このドラマでも発揮できたらいいなと思います。僕はやっぱり歌手なので、声が良いですね。僕の美ボイスで視聴者の皆さまをメロメロにできると思いますよ」と意気込んでいる。

 主演は俳優の阿部寛(57)。水中事件や事故の捜査のため、海上保安庁に新設された架空のスペシャリスト集団「DCU」の活躍を描く。「DCU」とは「ディープ・クライム・ユニット(潜水特殊捜査隊)」の略称。海の多い島国・日本は、水中事件の解決率が地上の事件より低い。それを変えるのがDCUの“手錠を持ったダイバー”。海、河川、湖など、あらゆる水中に潜り、証拠を探して事件解決に挑む。

 今回、岡崎が演じるのは森田七雄役。お調子者だが、冗談を言って場を和ます「DCU」のムードメーカー的存在。潜水能力も高く、波や風への知識も豊富。水中ドローンなどメカの操作にも長けている。

 世界放送・配信を視野に入れ、ハリウッド作品を手掛ける海外の大手プロダクション、ケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナル作品の第1弾。

 TBSの伊與田英徳プロデューサーは「面白い歌を歌う方がいるな、というのが岡崎体育さんのファーストインプレッションです。今回の企画を詰めていくうちに、少し体格がよくて運動神経がよくて、お芝居のできる方はいないかなと思った時に、ピンときたんです。その後、ダイビング練習の時に、体幹がブレずにしっかり泳いでいらっしゃる姿を見て、いけると思いました」と起用理由を説明。

 「もちろん、お芝居のオーディションの時の演技もよかったです。顔合わせの時、海外のプロデューサーの方がリモートで参加されていたんですが、(岡崎さんが)いきなり英語であいさつを始めた時は驚きました。お世辞にもうまい英語とは言えませんでしたが、たどたどしいながらも思いが詰まった頼もしいあいさつでした。その場の空気を一瞬のうちに自分のものにして、海外のプロデューサーにも思いが届いたと思います。岡崎体育さんにはそんな不思議な魅力があります。これからドラマの中で、どんなお芝居をされていくのか今から楽しみです」と期待している。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月26日のニュース