江口のりこ 下済み時代を告白 新聞配達で四畳半の部屋に住み込み 三畳の部屋は「5年ぐらい住みました」

[ 2021年10月19日 16:04 ]

江口のりこ
Photo By 提供写真

 女優の江口のりこ(41)が19日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・30)にゲスト出演。下積み時代について語る場面があった。

 江口は中学卒業後は高校には進学せず、アルバイト生活を送り、18歳の終わりに劇団東京乾電池の入団テストを受け、受かったことで女優の道へ進んだ。

 女優を目指したのは、中学3年の頃、高校進学しないことは決めていたことから、部活も引退し、暇をもてあましていたところ、テレビで映画を見て「映画の中にいる人たちはいろいろなことができて、すごく楽しそうだな」と思ったことがきっかけだった。見ていた映画に俳優の柄本明(72)、ベンガル(70)がよく出ていたこともあり、「面白いな。この人のいるところに、劇団に入れば何かいいことあるかな」と思い、劇団のオーディションを受けたという。

 オーディションでは「自己紹介と特技をやってください。でも、特技はよっぽどの特技じゃない限りやらないでください」と言われたそうで「面白いところだな、自分に合ってるなと思って。そしたら、受かりました」と振り返った。

 オーディションに受かり、入所式が1999年4月28日で、くしくも江口の19歳の誕生日だった。「お金も2万円ぐらいしか持ってなくて、とりあえず、行かなきゃと思って、住むところも何もなかったんですけど、入所式の自己紹介の時に、『兵庫県から来ました江口です。お金がないし、泊まる家もないので、もし良かったら泊めてもらえませんか?』って言ったら、1人女の子が『いいよ!』って言ってくれて、彼女が浅草に住んでまして、その日の晩は浅草に泊めてもらった。『誕生日だ』って言ったら、ファミレスでケーキまでおごってくれて。優しかったです」と懐かしみつつ、「でも、その子のこと、何も覚えてないんですよね、名前も顔も…」と苦笑した。

 それから「とにかく仕事探さなきゃ」と思い、住み込みでできるバイトを探し、新聞配達のアルバイトをすることに。「1年間やってましたけど、いろいろなバイトをしてきましたけど、自分に一番合ってるなと思いましたね。自分のペースでやれるので。誰とも会話せずに、早く終わらせたいと思えば早く配れたいいし、のんびりしたいなと思えば、のんびり配れるし、楽しかったです」と回顧。その新聞配達での住み込みの部屋は「四畳半でお風呂は付いてなかったですね。その次に住んだのは三畳でお風呂なかったです。メッチャ狭いです。一畳は自分の布団を敷いていて、でも、そこ5年ぐらい住みました」と明かし、笑った。

続きを表示

2021年10月19日のニュース