尾上菊之助「カムカムエヴリバディ」で朝ドラ初出演 ヒロイン全員に関わるキーパーソンの銀幕大スター役

[ 2021年10月19日 14:40 ]

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に銀幕の大スター・桃山剣之介役で出演することになった尾上菊之助
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 NHKは19日、11月1日にスタートするNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の新たな出演者に歌舞伎俳優の尾上菊之助(44)が決まったと発表した。菊之助の連続テレビ小説出演はこれが初めて。

 演じるのは日本映画界を率いる銀幕の大スター・桃山剣之介。デビュー作「桃から生まれた剣之介」からとった“モモケン”の愛称で親しまれる役という。「カムカム―」はラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。初代・安子(上白石萌音)、その娘で2代目・るい(深津絵里)、るいの娘で3代目・ひなた(川栄李奈)がいるが「菊之助はヒロイン全員に関わるキーパーソン」(NHK広報)という。

 菊之助は「朝ドラにはいつも朝の15分に安らぎと感動をいただいていたので、その現場に参加することができ、とても光栄でうれしく思っています。ふだん歌舞伎をやっている私には、銀幕の時代劇スターの役は斬新なので、皆様には新鮮な気持ちで見ていただけるのではないかと思います。今回は、3世代のヒロインが100年にわたって織りなす物語です。私がそこにどんなふうに寄り添い、関わらせていただけるのかご注目していただきたいと思っています」とコメントした。

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2021年10月19日のニュース