板尾創路 親友が明かした貧乏芸人時代の“愛食”に「懐かしい。今でも思い出す」

[ 2021年10月19日 14:09 ]

板尾創路
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 芸歴36年のお笑いコンビ「130R」板尾創路(58)が、18日深夜放送のABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(後11・17)に出演。同期の今田耕司(55)、東野幸治(54)らが「天才」と声をそろえる板尾に対して、番組では「テンションが上がる企画」を用意し、登場したのが、吉本新喜劇の先輩でもある吉田ヒロ(54)だった。

 30年ほど前に吉本新喜劇で共演していた吉田は、当時、共に住んでいたマンションなども紹介。MCのなるみ(49)が「すごい共演」と驚き、岡村隆史(51)も「なかなか見れない共演」と喜ぶと、板尾は「先輩やけど、ヒロって言うてましたから。ヒロとはずっと同じマンションで。友だちみたいな」と間柄を説明した。すると、吉田は「板ちゃんは、大概俺もモテるので負けたことないですけど、彼には負けましたね」と、気になる女性事情を暴露。当時、外を歩くとファンが付いてきたことが多かったといい、「ヒロくんって来るのは、おさげの子ばっかり。今ちゃん(今田耕司)とか、板ちゃんには、ワンレンの女の子が付いてくる」と、板尾のモテっぷりを明かした。

 さらに、お金のない時代に2人が食べていた「定食」を披露。コンビニで、レトルトのご飯、ツナ缶にマヨネーズと塩コショウを購入すると、板尾は「懐かしいな、これ」と身を乗り出して、VTR画面を凝視。ご飯の上にツナを乗せ、マヨネーズと塩コショウを振りかけるだけの簡単かつリーズナブルなご飯で、「これが西成ライス」と吉田が紹介すると、板尾は「俺らだけやって。西成を巻き込むな」と照れながらツッコんだが「これは、よう食べた」とポツリと漏らした。さらに吉田は「お金に余裕があるときは」として持ち出したのが、即席のワンタンスープ。「これで西成定食」と話すと、再び板尾も「だから、西成を巻き込むな」と笑いながら懐かしんだ。

 お金のなかった「20台後半」の話だといい、板尾は意外にも「今でも思い出す」と、この定食の存在を明かした。はまった理由については、「ヒロがツナとかマヨネーズ好きやから。掛けて食べているのを、それうまそうやなって」と説明し、「みんなで食べていたな」と思い出に浸ったが、番組で用意した西成定食にはなかなか手を付けない様子に、岡村が「手が伸びませんね」とツッコむと、板尾は「食べようか」とおそるおそる手に。それでも、一口食べると「でも、おいしいよ。これは、ホンマによう思い出す」と若手時代の思い出を懐かしがっていた。

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