山里亮太 雨上がり解散報告「言葉に心をのせてしゃべるって凄い事なんだなと気づかせて頂けて」

[ 2021年8月19日 13:17 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」山里亮太(44)が18日深夜のパーソナリティーを務めるTBSラジオ「JUNK 山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。17日に解散を発表した「雨上がり決死隊」に関連し、コンビ解散について語った。

 「雨上がりさんが解散しまして。特番やってましたね、昨日」と切り出した山里。雨上がり決死隊とはあまり共演がなく、かつて特番で何度か一緒になり、宮迫とは10数年前に食事を一度ともにしたことがある程度の付き合いだとした。

 自身も南海キャンディーズの前に2度のコンビ解散を経験。1度目はNSC在学中に組んでいた「侍パンチ」で、2度目は引退した西田富男さんと組んでいた「足軽エンペラー」だった。「組んで1年ちょいくらいの解散でも、結構来たのよ。ううーって。言われる方。雨上がりさんだと宮迫さんの立場で。何が起こるか分からないから、取りあえず頑張ろう、と説得しても、全然向こうは変わらない」と当時の様子を明かした。

 「レベルなんか雲泥の差よ。雨上がりさんとは」としながらも、「でも解散を決意した人間の顔ってあるのよ。なんか。何言っても戻る気がないって言う顔」と山里。西田さんから解散したいと言われた山里は「全部自分の横暴だった」と全ての非を認めて、「頼むから、もう一回やってくれ」と何回も頭を下げた。だが、「山ちゃんは才能があるのは分かっているし、僕はその才能を生かせなかった。その才能を生かせる人がいるから。だから山ちゃんは僕と言う足かせから離れた方がいい」と言われ、「そう思わせてしまった俺が悪い。富男くんしか俺のことを受け入れてくれないんだ」と懇願。それでも「もう表情が全く変わんないのよ。ポジティブなことを言うたびに悲しそうな顔で絶対にイエスと捉えられるようなことを言わないのよ。ずっと首振ってるし」と振り返った。
 
 「解散ていう事は本人も言うまでにメチャクチャ脳内でシュミレーションして、脳内でもう決着つけてんのよ。もうこの人とは無理だって。答えを持っていたからさ、あわよくばこの空気で、流されて、やろうと言ってくれるんじゃないかと思う瞬間があったの」と山里。だが雨上がり決死隊の解散報告でも同じように「でも動じないという感じを見てて思ったのと、覚悟を決めた人間の言葉って、凄い言葉に心がのっているから、メチャクチャ伝わるんだよね。蛍原さんがそれで。凄い説得力と言うか、聞き入らせる魅力と言うか凄くてさ」と感心したとした。

 加えて「その特殊な場を成立させるっていう腕と愛」と、FUJIWARAや「ド天才のド変態の」東野幸治(54)、ケンドーコバヤシ(49)らほかの出演者の振る舞いを「すっごい。あの状況で緩急完全使い分けて、ちゃんとメインの蛍原さんが仕切っているって状況に身を置きながら、面白ポイントでは面白くれて、真剣なポイントでは真剣に話してバケモンかって言う」と絶賛。「それくらいオールスターがこの場を、ってやってる姿。やっぱ感動したね」と語った。

 解散した2人については「それぞれの道でやっていかれるということだから、見れなくなるみたいな悲しさはないわけだから」とし、「言葉に心をのせてしゃべるって凄い事なんだなと気づかせて頂けて。32年ていったかな。コンビもどういうお気持ちなのかは分からないですけど、この話はあそこで完結するのかな。その後の後日談とかは別の形で知りたくないというのが1ファンと言うか」とも話した。「こうしゃべって、雨上がりさんのすごさ、偉大さを再認識した時に、『足軽エンペラー』と比べた自分が恥ずかしいね。ちょっと一回冷静になろう」と締めくくった。

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2021年8月19日のニュース